日曜日は午前中で終わりの短い一日。学習の時間を終えたら、そのあとは自由に過ごす時間です。子どもたちにとっては、この時間が何よりの楽しみ。「早く終わらせて遊びたい」という気持ちがあるからか、日曜日の午前中は、いつにも増して集中して机に向かっている子が多い気がします。 今日はそのあと、6人(男の子3人、女の子3人)でスマホのアプリゲームをして過ごしました。遊んでいたのはロブロックスの「99 Nights in the Forest」。森の中で99日間を生き延びる、みんなで協力するゲームです。 昼のあいだに木を切って薪や食べ物を集めておいて、焚き火を絶やさないように燃料をくべ続ける。夜になると狼が襲ってくるので、それまでに準備を終えて拠点を守らないといけません。それぞれが自分の端末を持ちながら、体は自然と近くに集まって、声をかけ合いながら進めていきます。おもしろかったのは、その進め方でした。「薪あと少ししかない、誰か取ってきて」「もう夜になるから戻ってきて!」と、今どういう状況で、次に何をしないといけないのかを、始める前から、そして途中でも何度も確認し合っているのです。誰が薪を集めて、誰が食料をさがして、誰が焚き火の番をするのか。話し合ううちに自然と役割が決まっていきました。 うまくいかずに全滅してしまっても、「さっきは食べ物集めるの遅かったな」「次は先に薪やろ」と原因をふり返って、すぐにやり直していました。それを横で見ていて、思わずスタッフ同士で顔を見合わせて笑ってしまいました。この集中力とこの段取りの良さが、そのまま勉強にいかせたらどんなにいいだろう、と。条件を読み取る、順番を考える、失敗したら原因をさがす。やっていることは、算数の文章題を解くときとそっくりなのです。 だからこそ、スタッフからも子どもたちに声をかけるようにしています。「今のやり方、算数の問題を解くときと一緒やで」「ゲームの条件をあれだけ読めるんやから、問題文もいけるはずやん」と。ゲームでできていることと、勉強でつまずいていることは、実はそんなに遠くない。それに本人が気づけたら、机に向かう時間の見え方も少し変わってくるのではないかと思っています。もちろん、すぐに結びつくものではありません。それでも、楽しんでいる時間の中にも力が育っているのだと、こちらが見つけて言葉にして返していくことが大事なのだと思っています。 さて、明日からまた学校ですね。よい一週間になりますように。ワナビー城南/ワナビー槻木では、見学・体験のお問い合わせをいつでも受け付けています。お気軽にご連絡ください。